index
【6月市議会・一般質問】入学前支給実施に前向きー就学援助・入学準備金ー市会議員 宮下奈美 

◆就学援助制度、入学準備金の入学前支給の検討について
【部長】蕨市において、入学準備金を入学前に支給すべきと考えるがどうか。
【答】要保護者については国からすでに支給。準要保護者については、市が単独で実施。本年度の新入学学用品費は少しでも早められるよう準備を進めている。中学校は来年度から入学前に支給できるよう検討。
【宮下】小学校入学前も支給してほしい。他市で支給しているところもある。蕨市ができない理由は何か。どういう条件整備をしなくてはいけないのか。
【部長】準要保護者への支給は自治体の単独事業。各自治体によって制度運用に大きな差異がある。仮に入学前支給した場合、支給後に転出入したときの対応が各自治体で定まっていないこと等が課題。蕨市は直近の経済状況を適切に反映させるよう前年度の世帯所得に基づきその適否を判断。また、多額のシステム改修費も課題。引き続き近隣市の状況等を注視し研究していきたい。
【宮下】中学校入学前支給は大きな前進。小学校についても前向きに検討を要望。
◆受動喫煙防止対策について
 「蕨市路上喫煙の防止等に関する条例」施行10年経過。しかし市民から受動喫煙について「もっと考えてほしい」と要望があった。
【宮下】たばこの健康被害について、公共施設での意識啓発がよりいっそう必要だと思うが考えはどうか。【部長】イベントなどで意識啓発に努め、公共施設でも喫煙の害について更に普及啓発していくためポスター等の掲示など方法を検討。関係部署と連携しながら取り組んでいきたい。
【宮下】特別に会議を設けることも視野にいれて対策を考えていってほしい。