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国保税の納期を6期から8期へ変更-国保税率据え置きの予算を承認
国保運営協議会報告‐市議 梶原秀明

2018年第1回国民健康保険運営協議会が8日にありました。条例改正3件、17年度国保会計補正予算、18年度国保会計予算の計5件を審議し、全員が賛成しました。

条例は、法改正に伴う文言訂正などと、国保税の課税限度額を基礎分・支援分・介護分合計で、現行84万円を89万円に引き上げること、普通徴収の納期を現行の6期から8期に増やすものなどで、4月施行です。他に、低所得者の国保税軽減を拡大する条例改正を、4月に実施する見通し(法改正が3月末見込みのため専決処分となる見込み)であること、蕨市国保第1期データヘルス計画(案)の説明がありました。データヘルス計画は、国の指針にもとづき、保健事業を積極的に推進するために策定するもので、18年度から23年度までの6年計画、特定健診受診率向上対策、特定保健指導実施率向上対策、腎臓病の重症化予防対策など、具体的な目標と施策を定めます。本計画については意見募集(パブリック・コメント)がおこなわれます。

18年度国保会計予算では、国保税率は据え置きます。一般会計から国保会計への「その他一般会計繰入金」(税率値上げを抑えるためのお金)は、17年度予算に比べて1億2505万円減り、7億7325万円計上しました。17年度補正予算は実績に基づく補正です。