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【3月市議会】財政の健全化を進めながらあったか市政を推進-一般会計補正予算質疑-市議会議員やまわき紀子

 アベノミクスの矛盾で国民の格差と貧困がますます拡大する中、「あったか市政」の成果や2017年度一般会計補正予算からわかったこと等について、24項目の質疑を行いました。
主な内容は以下の通りです。

◆市民税個人分は、実績に基づき増額補正。法人分については、市内企業の経営状況は現段階では不透明で、厳しい状況であることも示されました。
◆市財政の健全化、土地開発公社を含む市の借金総額見込みを質疑。今年度末で303億4100万円、前年度末比3億4800万円減と、様々な事業に取り組みながらも健全化が着実に進んでいる。
◆埼玉県ふるさと創造資金の補助金に末広公園改修事業が採択された。蕨駅東口の賑わいの創出や幅広い世代が触れ合える公園としての魅力が高まり、子育て世代の定住促進が期待できる点が評価された。
◆徴税課での時間外手当が増えていることへの対応として、新年度から臨時職員2名を雇用するとの答弁。
◆市民葬負担金の利用者は祭壇の段数が3段の仕様2が133件と増え、死亡者数も昨年同時期と比較して増えている。
◆障がい者の訓練等給付費や障がい児通所給付費は、近隣市において就労にむけた訓練や療育のための支援が受けられる事業所の整備が進み、今後も事業者数や利用者数の増加を見込む。
◆三世代ふれあい家族住宅所得補助金は同居12世帯、近居10世帯に補助金交付。さらに4世帯から申請の相談が来ている(昨年度20件)。
◆錦町土地区画整理事業は、国からの交付金が要望額2億9590万円に対し、1億4795万円に減額。今年度は家屋移転は28棟。整備面積、約59・7%の進捗。
◆西小・中東小・東中でのトイレ改修工事は9月末までに完了し改善が図られた(昨年度は1月末)。洋式化率は47・8%へと向上。