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【３月市議会】２０１８年度蕨市国民健康保険特別会計予算質疑-市議会議員 宮下奈美
新年度から行われる国民健康保険の制度「改正」（県単位化）に伴う質疑を行いました。蕨市では税率の変更はありませんが、課税限度額が基礎分、後期高齢者支援分、介護支援分の合計で84万円から89万円になります。また、普通徴収の納期６期から８期への拡大も行われます。
２０１８年度から広域化が始まるため、国保会計の歳入・歳出が大きく変化します。蕨市は埼玉県に歳出として納付金を49億１０６２万円支払い、県は、蕨市に歳入として交付金を48億１７８４万円交付。交付金は、蕨市国保の被保険者の療養給付費にあて、歳出として48億８３０７万円（医療費のうち、自己負担分を除いたもの）を県国保連合会に支出します（このお金はめぐりめぐって医療機関に支払われる）。歳出の納付金は、歳入の国保税として14億６０１万円、その他一般会計繰入金として７億７３２５万円などでまかなうものです。
新年度から新たにはじまる制度の主なものを紹介します。
●ペイジー口座振替受付サービスについて。医療保険課（市役所２階）カウンターに機械端末を設置。基本的にキャッシュカードだけで引き落としの手続きができ、初回の手続きをすれば後は自動で引き落としになる。また自動引き落としになるまで今まで数ヶ月時間を要したものが、２週間と短縮。●保健事業費の特定健診等電話勧奨について。オートコール自動音声装置にて特定健診受診等を促すもの。夜間や土日祝日なども行えるため、いっそう受診し忘れの防止につながる。
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