index
戸田競艇企業団議会報告-市議会議員 鈴木智

 2月13日〜3月13日の日程で戸田競艇企業団議会が開催されました。本会議初日(2月13日)に上程された議案は、条例5件、補正予算1件、予算1件、契約1件の計8件。同日開催された総務、業務両常任委員会で審議され、最終日、全議案が可決されました。このうち、意見の分かれた議案について、日本共産党(3市4議員)の見解と委員会での議論について紹介します。
 
 議員報酬等に関する条例改正は、人事院勧告に合わせて議員の一時金を引き上げるもので、職員の期末手当も同様に措置されています。議員には、本来の報酬・一時金が各市から支払われていること、戸田競艇企業団議会の報酬は他の競艇関係議会と比べ高い水準にあることなどの理由で反対しました。
 職員の退職手当に関する条例の改正(平均80万円の引き下げ)は、審議時点では構成各市では審議前であり、より慎重な議論が必要として退席しました。
 2018年度予算では、7年ぶりのSG(グレードの最も高いレースで、多くの売り上げが見込まれる)開催などにより前年度比19・5%増の営業収益が見込まれています。委員会審議では、未成年者の入場について慎重であるべきとの見解を表明し、ギャンブル依存症への対応等を質疑。また、厳しい経営環境が続く中で日本船舶振興会への交付金が依然として高い水準にある問題を指摘し、業務常任委員会と本会議で反対を表明しました。