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蕨市にふさわしい市役所新庁舎をめざして - 第一回審議会が行われる

5月28日、第一回目となる新庁舎建設基本構想・基本計画審議会が開催されました。

はじめに頼高市長が13人の委員(この日は一人欠席)に委嘱状を交付。選出された齊藤正人会長(埼玉大学大学院理工学研究科教授)に「蕨市新庁舎建設基本構想・基本計画の策定に関すること」についての検討・審議を諮問しました。また、市長はあいさつで、新庁舎の建替えに至った経緯について触れ、「建替えに向けて骨格となる内容を検討していただく。それぞれの立場から忌憚のない意見を出してほしい」と語りました。

その後、この間の経緯の概略や今後の審議のすすめ方などについて事務局より説明があったのち、新庁舎の基本理念や求められる役割・機能について自由討議が行われました。この中で、議会選出の委員として出席した党市議団の鈴木議員は、市民の使い勝手、防災機能、環境などの角度から見解を表明。あわせて、市民交流の拠点としての機能、職員の労働環境にも配慮が必要との考えを示しました。また、他の委員からは、災害対応上の必要事項の精査、水害への備え、周辺環境の検討、市民スペースの確保、高齢者への配慮、子どもの安全の視点など、多彩な意見が表明されました。

最後に、今後市民アンケート(6月5日以降、市内3000人を対象に送付)で市役所の利用状況や市民の意向などを調査していくことなどが示されました。

なお、審議会は市議会議員3人、学識経験者2人、公共的団体などから5人、公募3人の計13人で構成されています。