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【6月市議会・一般質問】市内中小企業支援策の拡充、市長の再開発方針など質問-市議会議員 鈴木智

◆市内中小企業への支援
 法に基づく市町村の計画に従って中小企業が計画を策定し設備投資した場合、固定資産税の3年間軽減(蕨市ではゼロ)や、固定資産税ゼロの市町村の企業には国の補助金等の優先採択、補助率引き上げなどの重点支援が行われます。

鈴木 補助金採択の実績は。

市民生活部長 ものづくり補助金は申請3件、採択1件、小規模事業者持続化補助金は申請43件、採択19件(2016年実績)など。
鈴木 県内でも多くの市町村が補助金優先採択の対象で蕨市の事業者が有利とは言い切れない。実情に合う支援策としてリニューアル助成制度の実施を求める。

◆蕨駅西口再開発について
鈴木 市民から、ビル風、日影、工事・車両の影響、駐輪場・駐車場の確保など、事業推進にかかわる心配の声や対応の要望が出されている。事業化の中で対応の検討を。ところで、就任以来、見直しや検討を行ってきた市長の見解は。

市長 1期目のマニフェストで(再開発の)情報公開の徹底と市民参加による再検討を掲げ、第1工区での市負担軽減をはかった。中央第一区画整理をまちづくり手法に転換して負担を大幅軽減。(前市長の)連続値上げ計画は中止、財政健全化を進めながら中学卒業までの医療費無料化などの市民の願いにこたえてきた。
こうした中、老朽化した駅前の整備などは重要な課題であり市民要望も高い。2期目は市の負担軽減を検討、駅広の拡幅を最小限に抑えること、第2第3工区の一体的推進などを打ち出した。3期目は、市の玄関口にふさわしい再開発の推進を掲げ、未来につながる大事な事業と位置付けた。今後も広く意見を聞き、情報を発信するとともに、市負担にも留意しながら進めたい。

◆他に、教育センターの運営などについて質問。