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【6月市議会・一般質問】本市独自のパートナーシップ制度の実現を―市議会議員 宮下奈美

宮下 「家族」の形が多様化する現代、どちらかの姓にならなければならない現行婚姻制度は、今の世の中に適合しない様々な問題がある。性的少数者や事実婚カップルの不利益等を解消するため、蕨市独自のパートナーシップ制度を創設し証明書の発行など、検討できないか。
市民生活部長 まだ仮定の話だが、この制度を導入するとなった場合には、検討していきたい。
◆男女共同参画の環境づくりの拡充について
宮下 共働き夫婦が増加しているのに家事・育児は主に女性が行う傾向が現状でも見受けられる。また、「夫は仕事、妻は家庭」という固定的性別役割分担についても男性の役割・女性の役割が固定化されまだまだ男女共同参画が進んでいないという印象。例えばNPO法人代表の男性でイクメンプロジェクトに取組んでいる人等、父親の立場の人を講師に呼んで講演会を開いてみてはどうか。
また、女性の家事負担を減らす工夫として、家事分担表作成の仕方をファイナンシャルプランナーが作ったものがある。蕨市の啓発紙「パートナー」に掲載したらどうか。
部長 検討してきたい。
◆性犯罪被害者支援等の取り組みついて
宮下 被害者が相談に来た場合、各担当部署の職員が一度に集まって相談できるワンストップ体制を整備してほしいがどうか
部長 研修を受けた職員が対応。他部署が関連する場合は相談者がそこを動かずに職員が相談室に来て、研修を受けた職員も同席。仲介役になる。相談者に何回も同じことを言わせないよう安心できるようにしたい。
◆就学援助金の小学校入学前の支給を
教育部長 (これまで課題とされてきた)申請方法等事務手続きについて検討していきたい。