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【9月市議会・一般質問】ゲリラ豪雨・猛暑への対応生活保護改悪の影響などを質問
市議会議員 鈴木 智

◆豪雨による内水被害対策
鈴木 8月27日の豪雨被害の状況はどのようか。
市民生活部長 道路冠水9箇所、通行止め1箇所、床下浸水3世帯など。
鈴木 毎回同様の場所であり影響は深刻。雨水桝や下水道管などの清掃・管理、新たな施設整備はどうか。
都市整備部長 計画的に清掃し、堆積しやすい箇所は高頻度で行う。冠水箇所では点検パトロールを実施。施設整備は、設置場所や財政措置など、課題が多い。
鈴木 施設整備については改めて検討を求める。当面、土嚢を使いやすくするために、配布・回収を明確にすること、高齢世帯に配慮した対応などが必要では。
都市整備部長 自助・共助で有効に利用されている。高齢者世帯などには、要請に応じ配布、回収している。
鈴木 ホームページの記載など問題がある。配布・回収の改善、丁寧な対応を。
◆記録的猛暑への対応
鈴木 熱中症の救急搬送は。
消防長 9月17日現在で52人(昨年度21人)。65歳以上の高齢者が61・5%。
鈴木 災害級といわれる記録的猛暑。学校・部活動での対応、クールオアシスの周知など要望する。ところで、高齢者世帯などにエアコンなどの設置費用を一部補助する自治体がある。蕨市でも実施すべきでは。
健康福祉部長 財源や対象者の範囲など多くの課題がある。クールオアシスの周知や個別相談で対応する。
◆生活保護引き下げの影響
鈴木 国は3年かけて段階的に減らす改悪を行う。10月以降の影響はどうか。
健康福祉部長 生活扶助費で単身世帯減額、二人世帯増額、3人以上世帯ほぼ減額となる。10月以降、40歳単身1050円の減、45歳母親と中3小6の3人世帯2670円減など。
鈴木 影響は大きく、年々深刻になる。影響の実態把握と丁寧な相談を求める。