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基本理念・新庁舎の規模など報告書の素案が示される
第5回新庁舎建設基本構想・基本計画審議会報告

10月9日、新庁舎建設基本構想・基本計画審議会が開催されました。

最初に、4章5章(素案)について、第4回での議論を反映させた事務局案の通り確認しました。これは、基本理念を「―歴史文化を活かし『未来の蕨』を創造― 人と環境にやさしく、市民に親しまれ、安全でコンパクトな庁舎」とすることや、「基本方針」と「新庁舎に求められる役割と機能」について定めるものです。

続いて新庁舎建設にかかわる法律などの条件や新庁舎規模について定めた第6章(素案)についても、前回の議論を生かし、必要規模は現庁舎の1・4倍程度となる約6500平方メートル、来庁者用の駐車場の規模(現状54台分)は62台程度、駐輪場は現状と同程度の約300台分(公用・職員用含む)などとする内容で確認しました。

その後、新庁舎の事業方式について説明がありました。その中で、(1)事業方式については、市民の意見を反映しやすいことや、社会状況の変化に対応しやすいことなどを理由に、PFI方式などに比べて、従来方式の設計・施工分離発注方式がふさわしいこと、(2)設計者の選定にあたっては、市の意見を反映させつつ、技術提案やデザイン力などにより設計者を選定できる技術提案方式(プロポーザル方式)がふさわしいことなどが提案され、委員間で意見を交わしました。この点については次回改めて議論されることになります。

次回(第6回)は11月8日、午後3時の開催です。