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桶川市役所を視察

桶川市役所議場。左から宮下、山脇、鈴木、梶原各市議
桶川市役所議場。左から宮下、山脇、鈴木、梶原各市議
10月11日、蕨市議会では、新庁舎について検討する上で参考とするため、桶川市役所を視察しました。桶川市役所庁舎は今年5月に開庁したばかり。6月には新庁舎建設基本構想・基本計画審議会でも視察しています(庁舎全体についての報告は7月8日付記事参照)。今回は、新庁舎における議会施設や仮設庁舎での議会運営についての視察が中心。党議員団も4人揃って参加しました。

桶川市からは、佐藤洋議長のほか、庁舎建設にかかわり現在は維持管理に当たっている職員が説明。庁舎全体について、蕨と同様に中仙道の宿場として栄えた桶川の歴史にちなみ、宿場の雰囲気を大切にしていることや、近隣に配慮して直天井を採用し階高を抑えていること、環境に配慮した様々な工夫、災害に備えた施設や設計などについて詳しく話がありました。議会施設については、ペーパーレス会議システムを導入し全議員にタブレットを貸与するなどしていること、議員と傍聴者などの動線を分離し入口に指紋認証システムを導入するなど安全性に配慮していることなど、新しい機能が取り入れられていることが示されました。また、仮設庁舎への移動の際に新たに備品を購入する場合は新庁舎でも利用できるよう選定したことなども語られました。また、説明を受けた後は、関係施設を見学しました。
 
蕨市における新庁舎の議会施設については各会派間で意見が交わされ、党市議団からもコンパクトな市庁舎とするために、議場や委員会室について多目的利用を認めることや、議会の図書室、市民や議員が利用できるロビーなどを設けることなど提案しました。この視察は、今後の議論をより具体的なイメージを持って行う上で参考となるものでした。