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検討は大詰め 事業スケジュール・概算事業費等示される - 第6回新庁舎建設基本構・基本計画審議会報告 - 審議会委員(市議会議員)鈴木 智

8日、第6回新庁舎建設基本構想・基本計画審議会が開催されました。

最初に、前回の議論(10月1日付で既報)を反映した基本構想・基本計画1章〜7章(素案)について意見を交換。一部の表現に意見が出され引き続き検討することとなったものの、素案の大筋は確認されました。その後、事務局が新庁舎の事業スケジュールと概算事業費・財源計画を提案。

スケジュール案は、2019年度〜20年度で基本設計・実施設計、19年度〜20年度前半で仮設庁舎等工事、20年度後半から21年度前半で現庁舎解体、21年度中頃から新庁舎建設工事で23年度中には供用を開始するという内容です。

概算事業費は、新庁舎整備費が34億1千万円〜44億1千万円、現庁舎解体工事費が2億2千万円、設計及び管理費が1億8千万円〜1億9千万円、合計で38億2千万円〜48億2千万円という提案。工事費等に幅があるのは、新庁舎地下に駐車場を設ける場合を想定したためです。土地の有効利用や市民の利便性から地下駐車場の可能性を検討し、財政負担や地盤状況等を考慮し慎重に判断していくとの説明がありました。私は、「近隣への工事の影響も心配。慎重な検討を。地下駐車場を検討すること自体は否定するものではない」と考えを述べました。

財源計画については、市庁舎整備基金(17年度末現在12億1千万円)や地方債を活用するとの内容が示されました。いずれも、反対はなく、大筋で提案内容が確認されました。

次回、第7回はいよいよ最終回。基本構想・基本計画案を確認します。1月8日午後3時の開催です。