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【12月市議会】消費税10%増税の中止求める陳情に、新生会・公明党が反対-総務常任委員会報告-市議会議員 鈴木智

3日、総務常任委員会が開催されました。
 消費税をなくすつかごしの会からの「2019年10月の消費税10%増税をやめることを国に求める陳情」では陳情者が意見陳述し、不安を募らせる市民の生々しい声を紹介し増税中止を訴えました。また、日本共産党は賛成討論を行い、消費税増税が暮らしと経済に破局的な影響をもたらすこと、安倍政権の「対策」については経済的効果が望めないことや小規模事業者を苦しめることなど重大な問題があることなどを指摘しました。これに対し新生会は「社会保障の財源として妥当」などと増税を正当化、公明党も安倍政権の「対策」を持ち上げ陳情に反対。採決では賛成少数となりました。
 他の審議結果は、議員期末手当を職員の給与改定に準じて引き上げる条例は、日本共産党が退席(見解は11月25日付参照)、1人が反対したものの新生会・公明党の賛成で賛成多数に。その他の市長提出議案と、「蕨市におけるパートナーシップ制度の公的認証への取り組みに関する陳情」については全委員が賛成しました。