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衛生センター昨年度決算を審議-市議会議員 やまわき紀子・宮下 奈美

蕨戸田衛生センター組合議会は11月21日から26日まで開かれ、2017年度決算と公平委員会委員3名の選任の同意を全会一致で認定・可決しました。
 議会初日に頼高英雄管理者(蕨市長)が、福島第一原発事故に伴う組合の損害賠償請求について、17年度は放射線量が基準値を下回り、昨年度と同様に賠償対象外となり測定費用だけの算定になった。羽毛布団のリサイクルを新たにはじめ10月だけでも厚いもの104枚(一枚あたり190円40銭)うすいもの27枚(一枚あたり21円60銭)を売り払う。ダイオキシンの測定結果や、18年度上半期のごみ搬入の状況、資源物売り払い単価などを報告しました。
 17年度会計決算は、歳入が約19億2344万円(うち蕨市からの分担金は5億7658万円、戸田市は7億5414万円)、歳出が18億5735万円でした。差額は翌年度に繰り越します。 歳入では、回収資源売払代金ではアルミ缶や鉄類の値上がりでの収入増や、プラスチック類への不純物の割合が少なくなった(リサイクルがされている)ことにより約270万円増えたことなどでの収入増。歳出では、東京電力からPPS事業者に電力供給を変えたことにより514万円電力が削減されたことが、委員会質疑で明らかになりました。