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蕨の未来へのプロジェクト起動 新年度予算規模は過去最大
党市議団宛に議案説明

2月20日に開会する定例市議会を前に、頼高英雄市長らから6日、日本共産党市議団あてに市長提出予定議案の説明がありました。市議会には、当初予算9件、条例9件など、27件の議案が出されます。

一般会計予算は245億5千万円(前年比14・5億円増、6・3%増)、過去最大の予算規模です。新築家屋の増による市税の増、市役所新庁舎整備事業、保育施設の増、駅ホームドアの設置、駅西口再開発事業、塚越陸橋などの改修工事、中央公民館と西公民館のエレベーター設置、消防署塚越分署建替えなどにより、予算規模が増えています。(主な新規事業は3日付記事参照)

条例は、いじめ問題調査審議会等の委員報酬の引き上げ、国の消費税増税に伴う対応から、手数料、使用料等の引き上げをおこなうもの、などです。日本共産党は、消費税は所得の少ない人ほど実質負担率が重いこと、増税するなら富裕層と大企業に応分の負担を求めるべきことから、増税の中止を求めています。7月の参議院選挙などの結果によっては、国・市の対応も変り得ます。

議会は初日の20日に頼高市長の施政方針表明と議案提案説明をおこない、27日・28日が代表質問。日本共産党は27日に鈴木さとし市議が代表質問に立ちます(議会日程は別掲載)。

議員への説明は他に、消防署塚越分署整備計画の概要、公民館のエレベーター設置計画の概要、第2次パートナーシップ計画の後期計画(案)、市立病院の将来構想(案)があり、後者2つについてはパブリックコメント(意見提出)を実施しています。