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費用弁償の扱い・政務活動費の公開などを議論
議会改革特別委員会報告−市議会議員 鈴木 智

1月28日、第21回議会改革特別委員会が行われました。議案は、日本共産党などが提案してきた「費用弁償について」「政務活動費の公開について」など。

蕨市議会では、議員報酬のほかに費用弁償として議会や委員会に出席するたびに3000円が支給されています。しかし、こうした費用弁償のあり方については批判があり、県内40市議会中24議会は支給していません。日本共産党は、現在の制度を廃止し、交通機関等の利用が必要な議員にだけ費用を実費支給することを提案。そのほか、廃止を前提に現在の報酬額の妥当性を審議会に諮る、基本的に現行の制度のまま減額する、廃止する、などの意見が出されました。

政務活動費の公開についても、日本共産党として領収書を含むすべてを公開すべきと提案するなど様々な意見が交わされ、最終的に、帳簿書類の記入内容を詳細が記載されるように統一し、同書類をホームページなどで公開する(領収書を除く)ことで委員間では基本的に合意。記入内容を統一する以前の書類の取り扱いでは意見が分かれました。なお、日本共産党市議団の政務活動費の内訳については、2014年度分より自主的に本紙と市議団ホームページでの公開を行っています。

一致しなかった点は、次回(2月15日)の特別委員会で再度議論されます。