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新年度から延命化対策工事はじまる―蕨戸田衛生センター組合議会報告(市議会議員 やまわき紀子・宮下奈美)

蕨戸田衛生センター組合の2019年第1回議会が2月18日から22日までおこなわれ、監査委員の選任、職員給与を引き上げる条例改正、議員の期末手当を引き上げる条例改正、18年度補正予算、19年度予算の5件が可決成立しました。

2月18日に頼高英雄管理者が報告を行いました。

○延命化対策工事の内これまで対象外であった粗大ごみ処理施設の工事についても国の交付対象となったため、交付額1億7千159万円増額となった。工事スケジュールは19年度からの4カ年継続事業とし、1年目は電気計装設備などの共通設備工事、2年目は2炉の工事、3年目は1炉の工事、4年目はその他の共通設備工事を実施。粗大ごみ処理施設は19年度の単年度事業、し尿処理施設は19年度からの2カ年継続事業とし、各設備の更新工事を行う予定。
○発電設備が故障し、約3カ月発電設備を運転できず月に2200万円ほどの電気料金が必要となった。復旧作業を進め2月1日から発電設備の運転を開始。
○1月24日に不燃ごみに大量のスプレー缶が混入されていたことにより粗大ごみ処理施設で爆発事故が発生。防止対策を講じていく。
○ISO1401の定期審査において適正に管理されているとの審査結果であった。
○新年度はこれまで埋め立て処分していた固化灰の一部を人工砂にリサイクルし、土木資料として使用する資源化を開始する予定。
○新年度のごみ焼却施設の稼働日数は346日と計画し、5万5千2百トンを予定。
○再生家具の展示販売の結果。
○蛍の飼育状況について順調に飼育することができ、6月に第4回目の鑑賞会を実施したい等の報告がありました。