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【６月市議会】住みごこちナンバーワンの蕨へ - 頼高英雄市長が市長就任あいさつ - ６月定例市議会が開会‐７月９日まで
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| 新しい保育園の建設予定地＝錦町３丁目、第二中学校の北西側 |
２０１９年第２回定例市議会が19日開会しました。
２日の市長選挙で再選した頼高英雄市長が就任あいさつと市長報告をしました。市長は、選挙を振り返り、「今回の選挙結果は、これまでの『あったか市政』の下で、子育てや教育、医療や介護、防災、防犯、まちのにぎわい、財政の健全化など、住み良い蕨のまちづくりが大きく前進してきたことを、市民の皆さんに高く評価していただくとともに、これからも、『第２ステージ』として、この市政を更に前進させて欲しい、との思いが、はっきり示されたものと、大変うれしく思っております」と述べました。さらに、「市民の期待の大きさ、その責任の重さを実感しており、これからも、市長として、その期待にしっかりと応え、蕨の未来に対する責任を果たしていく決意です」と力強く表明しました。
未来への責任 - あったか市政第２ステージへ
あったか市政第２ステージでは６つの柱と50のマニフェストを掲げたとして、地域包括ケアシステム、市立病院の耐震化、子ども医療費無料制度の拡大、保育園・学童保育室の増設、英語教育の推進、元気な商店街・にぎわいある蕨に向けての新たな取組みなど、主なものをあげ、「未来への責任としてしっかり取り組んでいく」と語りました。
タウンミーティング、保育園誘致策、駅前図書館ワークショップ - 市長報告
市長は、前定例市議会以降の市政について、次の５点を報告しました。（１）４月に実施した市長タウンミーティングに過去最高の５３８人が参加した。（２）認可保育園の増設のため、「奨励金」による誘致策を定め、錦町３丁目地内に定員69人の「（仮称）蕨錦町ゆたか保育園」を整備する（左上写真参照）。既設の中央３丁目にある「蕨ゆたか保育園」は定員を20人程度拡大する。（３）蕨駅西口再開発事業における図書館整備については、市民アンケートの結果、「図書の充実」、「開館時間の延長」、「Ｗｉ‐Ｆｉ（ワイファイ）環境の整備」、「閲覧・学習席の充実」、「飲食スペースの設置」などの声が寄せられた。いま、新図書館整備に向けた「ワークショップ」を開催している。（４）消防署塚越分署は来年７月に完成予定。新しい分署には、防火水槽や自家発電設備、女性職員用仮眠室、放水訓練ができる放水壁や、研修室も新設され、救急・防災拠点として、しっかりと整備される。（５）来年のオリンピックで聖火リレーが蕨市内を通ることが１日に決定した。来年７月７日に、川口市に続く第２区間として、旧中山道「蕨宿」の街並みを通り戸田市へと続く。
今議会には市長提出議案として、蕨市森林環境贈与税基金条例、蕨市税条例改正、介護保険税条例改正など条例８件、消防署塚越分署建設工事の契約、一般会計補正予算と介護保険会計補正予算、国保税軽減措置の拡大などの専決処分２件、計13件が提出されました。質疑は21日、一般質問は７月３日から５日です。
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