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【6月市議会】消防塚越分署新築の契約など全議案に全員が賛成 - 総務常任委員会報告 市議会議員 鈴木 智

24日、総務常任委員会が行われました。条例案3件など議案6件を審議し、全議案が全会一致により本会議で可決すべきものとされました。主な議案の内容は以下の通りです。

●森林環境譲与税基金条例

森林環境税は、2023年末で終了する復興特別住民税(個人住民税均等割りに1000円上乗せ)に代わり、24年から徴収するもので、本条例は、蕨市に譲与される税を積み立てるための基金を創設するもの。もとになる法律は、低所得者も一律負担となること、法人負担がなく温暖化対策としては矛盾すること等の問題があり、国会審議で日本共産党は反対。審議では問題点を指摘する一方、条例制定はやむを得ないものであり賛成しました。

●市税条例改正

地方税法の一部改正によるもの。個人住民税の非課税措置を「未婚のひとり親」にも適用する、「ふるさと納税」制度の見直し、住宅ローン控除の拡充に伴う措置等が主な内容です。

●火災予防条例改正

消防法令に重大な違反がある建物等について、その違反内容を利用者等に公表することを内容とする改正。重大な違反とは、火災報知機やスプリンクラーの設置がされていない等をさすこと、立ち入り検査などの結果、蕨市内で該当する事例やそれに準ずる事例はないことなど報告されました。

●工事請負契約の締結

消防署塚越分署の建替え工事の請負契約について、入札結果に基づき議会の承認を求める議案。2億5034万2620円(税抜き)でさいたま市の斎藤工業(株)との契約です。