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【9月市議会・一般質問】コミュニティバス・ルート拡充
「今年度中の実現めざす」と答弁 市議会議員 鈴木智

鈴木 総合的な交通政策の検討報告書(1面「議会終わる」参照)の主な内容、コミュニティバスに期待する効果、ルート拡充の必要性、蕨市にふさわしい公共交通の考えはどうか。

総務部長 交通弱者の利便性を高める総合的な交通政策の検討等が主な内容。本市の人口密集地という特性や費用対効果、社会経済状況を踏まえ、多くの利用者を安定的効率的に移動させることができる定期路線運行のコミュニティバスが適している。

市民生活部長 超高齢社会が進展する中、健康増進、介護予防、社会参加等につながる外出しやすいまちづくりへの役割を期待。蕨駅や公共施設へのアクセス向上などルート拡充の必要性があると考える

鈴木 今回の検討を受けて、運行までのスケジュールはどのようになるか。

市民生活部長 運行事業者や警察など関係機関との安全運行の協議・調整、新設バス停の住民交渉を行い、これらが整ったのち関東運輸局への申請を行う。今年度中の運行を目指していきたい。

鈴木 付帯決議により5か月間にわたり準備がストップしたことは残念だが、市民の願いを生かし蕨の環境にあったルート拡充が一日も早く実現することを望む。また、75歳以上無料パスの申請手続きを改善すること、中心市街地活性化に活かすために商店街などと懇談することなど要望する。

◆他に、蕨市の発注状況と市内事業者の受注機会の確保について、衛生センター施設延命化工事に伴う影響と環境対策での市の取り組み、風被害対応など防災の取り組みについて、を質問しました。

※付帯決議に係る「報告書」は蕨市ホームページ「総務部・政策企画室」からご覧いただけます。