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リサイクル事業の処理工程を視察/蕨戸田衛生センター組合議会行政視察
市議会議員 山脇紀子・武下 涼

10月1日、蕨戸田衛生センター組合議会は、埼玉県寄居町にある「ツネイシカムテックス埼玉工場」と、茨城県八千代町にある、「エフピコ関東エコペット工場」の2カ所へ行政視察を行い、組合議員として党市議団の山脇紀子・武下涼両市議で参加しました。

はじめに、寄居町の彩の国資源循環工場内にあるツネイシカムテックス株式会社埼玉工場へ行きました。蕨戸田衛生センターでごみを焼却したあとに発生する焼却灰のうち、不燃物残渣の資源化処理をしている委託業者です。また、新年度からはごみを焼却した際の排ガスから回収された「ばいじん」をセメントで固めた固化灰を資源化する事業も開始したため、その処理状況などを視察してきました。衛生センターから搬入された焼却灰(2018年度は80万キログラム)を約一千度で焼き、無害化し、粉砕・造粒し、人口砂(アークサンド)にします。アークサンドは雑草抑制資材にもなり駐車場や歩道に多く利用されています。

株式会社エフピコ関東エコペット工場は、蕨戸田衛生センターのリサイクルプラザで処理され圧縮梱包されたペットボトルの指定法人分の受け入れ業者で、その処理状況を視察しました。回収されたペットボトルは粉砕され、洗って不純物を取り除き、再生ペット素材(フレーク状)になります。これを溶かして、食品トレーや透明容器が作られます。すべての工程がひとつの工場内で行われ、厳密な衛生管理のもとで行われている現場を視察することができました。