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第4回蕨市議会報告会
はじめての平日夜間開催 福祉・教育 さまざまな意見出される

左から武下、山脇、鈴木、宮下各市議
左から武下、山脇、鈴木、宮下各市議
15日、蕨市議会報告会(蕨市議会主催)が文化ホールくるるで行われ32名の市民が参加しました。これは議会基本条例に基づき行われているもので今回は4回目の取り組みです。

はじめに議長が「今回は、はじめての平日夜間開催とした、意見交換会でみなさまの意見を聞かせてほしい。」「蕨市が住みよいまちになるよう、今後の活動にいかしていきたい」とあいさつしました。その後、議会運営委員会委員長が議会の仕組みについて説明。続いて、総務常任委員会、環境福祉経済常任委員会(山脇紀子委員長)、教育まちづくり常任委員会の委員長が委員会の主な内容等を報告しました。

市民からの質問・意見のコーナーでは、国の幼児教育・保育無償化に関わる問題について、本市の「幼稚園類似施設」(ひかり幼稚舎)が無償化の対象にならないことで園や市民への影響について、また、外国人など日本語が困難な児童・生徒への対応に関連した保護者への対応、保護者も日本語がわからない場合、学校の連絡事項など伝達方法に困っているということや、障がい者施設や福祉関連のことなど、たくさんの質問が時間ギリギリまで出されました。

平日夜間での開催は初めての試みで、参加者の人数については課題はあるものの、参加者層や質問について変化がみられました。休日の昼間に開催した去年は、防災訓練のあり方や目的、市の債務残高や土地開発公社健全化の進捗について、また、議員定数や議場傍聴席の環境整備改善等という質問や意見でしたが、今回は市民生活に密着した内容が多く出されました。

市民から出された意見等は後日蕨市のホームページに記載されます。