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昨年度決算を審議-衛生センター議会報告(市議会議員 やまわき紀子・武下涼)

蕨戸田衛生センター組合議会は11月21日から26日まで開かれ、2018年度決算と消費税増税による工事請負契約変更等の議案4件の計5件を全会一致で認定・可決しました。

 議会初日に頼高英雄管理者(蕨市長)が、台風19号により戸田市において床上浸水した地域があり災害ごみとして車両60台分を受け入れた。東松山市に職員2名を派遣。施設の延命化対策工事の進捗状況や、福島第一原発事故に伴う組合の損害賠償請求について、18年度は放射線量測定費用として3万9040円のみの支払い予定。ダイオキシンの測定結果の報告。19年度上半期のごみ搬入の状況や資源物売り払い単価などを報告しました。

 18年度決算は、歳入が約20億640万円(うち蕨市からの分担金は6億1053万円、戸田市は8億75万円)、歳出が19億243万円でした。差額は翌年度に繰り越します。ごみの搬入は事業系ごみの量が家庭系ごみの減少分を上回って増加し、ごみ全体では増加になっています。さらなるごみの減量化を求めました。また、19年1月に発生した粗大ごみ処理施設における爆発事故で復旧に総額で約3600万円かかっており、その再発防止に努めるよう委員会で質疑を行いました。