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【12月市議会・一般質問】台風19号の検証と大規模水害対策ー市議会議員 鈴木さとし

3種あるハザードマップ
3種あるハザードマップ
【鈴木】温暖化により大型台風や大規模水害の被害が拡大する。台風19号の対応について検証が重要。職員動員等の状況はどうか。
【市民生活部長】12日20時にレベル4避難勧告を発令し、最終的に1724名が避難した。市職員・教職員には、正午に3号体制を敷き371人を動員。
【鈴木】避難勧告等の発令は初めて。市民からは避難方法等の問い合わせがあった。発令の判断根拠は。
【部長】12日夜遅くから13日にかけて荒川が危険氾濫水位を超える可能性が高いとの情報。深夜では避難時の危険が増すため20時に避難勧告を発令した。
【鈴木】荒川氾濫では全域浸水が想定され移動等が課題となり避難所不足も懸念される。事前に市民が、地域的特徴も考慮し(自宅2・3階等への)垂直避難等、避難を検討する情報提供が必要。また、高齢者や障がい者等への配慮、大規模水害に対応した情報伝達や避難所の整備・運営を要望する。最後に、市長の見解は。
【頼高市長】初めての避難勧告等の発令だったが、落ち着いて避難していただき、町会・自主防災会、消防団、民生委員等の共助の力も発揮され、情報発令や避難所開設等全体として適切に対応。地域力の高さが発揮された。一方、個々の課題ではアンケート等を行い検証している。災害に強い防災都市蕨づくりを進めたい。

教員の負担軽減と変形労働時間制の問題点
【鈴木】負担軽減には国等の人的、財政的対応が必要。市にも支援員配置等を要望する。国会で審議された教員への1年単位の変形労働時間制導入への見解は。
【教育長】長時間勤務を改善するためのものと認識するが、平日の勤務時間が延長され長時間労働が助長される懸念もある。

他に、商店リニューアル助成の実施を要望。