index
【12月市議会・一般質問】市立病院の果たす役割についてー市議会議員 宮下 奈美

本年9月に厚労省から「再編・統合の議論が必要な公立・公的病院」として424の病院が発表され、その中に蕨市立病院の名が入っていた。突然の報道で病院関係者と地域住民は不安になり混乱を招いた。市内で唯一お産ができる病院ということも踏まえ、その役割はどのようか。
【病院事務局長】発表については突然で憤りを感じている。患者や住民、医療スタッフに不安を与えたことは紛れもない事実で風評被害が懸念される。病院の現在は130床の急性期病床を維持し今後も担っていくが急速な高齢化の進展で南部保健医療圏では2025年以降も医療需要が増加回復期の不足が見込まれる。地域医療構想調整会議で今後の病床機能について検討していく。(本市は)地域連携で近隣病院との役割分担ができており、また、市内で唯一分娩施設であり「子育てしやすいまちづくり」においても重要な役割を担っている。今後も構想会議の動向に注視しながら引き続き市民に愛され親しまれるよう前進していく。

本市独自のパートナーシップ制度の制定を
 昨年12月「蕨市におけるパートナーシップの公的認証への取り組みに関する陳情」が市議会において全会派一致で採択された。その後の検討状況はどうか。
【市民生活部長】市民含む委員10名の男女共同参画推進委員会や庁内の男女平等行政推進会議で協議を開始するために、性の多様性についての理解を深める啓発ビデオや講師を招いての研修など、理解促進にとりかかり、深めているところ。
【宮下】早期の制度制定の実現を要望する。

日本語が困難な保護者への対応について
 翻訳アプリを使いタブレットでの通訳の実施と日本語特別支援教育支援員の増員を要望。

他に選択的夫婦別姓について質問。