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【12月市議会・一般質問】認知症予防の観点から高齢難聴者への補聴器購入費補助を(市議会議員 やまわき紀子)

山脇 高齢難聴者に対して、認知症の予防や健康寿命の延伸、医療費の抑制の観点から補聴器購入費補助金制度の創設が必要と考えるがどうか。

健康福祉部長 難聴は認知症リスク要因の1つと挙げられ、補聴器の利用によるコミュニケーション能力の向上は高齢者の生活の質を高め、健康の維持にも資するものと理解している。新規サービスの実施にあたっては財源の確保と共に、制度実施の方法や効果を引き続き調査研究する。

市長 大事な課題であり、国がきちんと対策をとるべきである。今回の議論で必要性は理解した。そのうえで、自治体としてできることを調査研究していきたい。

◆「子育てするならわらび」保育行政の推進を
山脇 待機児童ゼロを目指しての取り組みはどうか。

健康福祉部長 20年4月に定員69名の認可保育園の開設と既設認可保育園の28名の定員拡大を行うとともに、2つの家庭保育室が小規模保育園へ移行することにより135名の定員増となる。今後も必要性を見極めながら認可保育園を中心とした整備を進め、引き続き待機児童ゼロを目指していく。

◆新図書館の整備
山脇 図書館整備に関するアンケート結果や今後の検討スケジュールはどうか。

教育部長 アンケートは本年4月に467人から回答。希望するサービスは一般書の充実、開館時間の延長、Wi‐Fiの提供、飲食スペースの設置といった順。今後は再開発事業全体の進捗に合わせながらコンセプトや機能など設計の基本となる部分を固め、具体的な設計作業を進めていく。

山脇 南町地域への分館の整備や返却ポストの検討を。

教育部長 南町にお住まいの方の利便性を著しく低下しないよう検討していく。

◆他に「道路補修と公園の安全管理への対応」を質問しました。