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【3月市議会】「あったか市政」第2ステージ始動 頼高市長が施政方針を表明 3月議会開会

2月20日、2020年の第1回定例市議会(3月議会)が開会しました。今議会で審議されるのは条例案9件、補正予算案7件、予算案9件、契約案1件の市長提出議案26件(予算の概要については2月9日付で既報)です。
 
この日は、3月議会の運営や視察等について議会運営委員会(議運)の委員長が報告した後、頼高市長が施政方針を表明(概要は後述)。新年度、未来を展望する市政運営について力強く語りました。

 条例の主なものは、市民会館福祉棟が仮庁舎となり会議室が減少することに備え宴会場を会議室としても使えるようにする条例改正や、国民健康保険税の税率を改正する条例改正(2月16日付記事参照)など。一般会計補正予算は、実績に伴い国保会計への繰り出し金を2241万円削減することや、錦町土地区画整理事業を進捗するために繰出金を1億1226万円増額するなどの内容です。

 頼高市長の施政方針(概要)は以下の通りです。

頼高市長の施政方針(概要)
 
市長として4期目に入り「あったか市政」第2ステージをスタート。50項目の新しいマニフェストを掲げ実現にむけ大きく動き出している。
 2020年度の市政運営には「未来を拓く」をテーマに、マニフェストなどの推進を図りつつ、「防災」と「教育」をキーワードに2つの重点事業と未来への3大プロジェクトを進める。
 
重点事業の主な内容は以下の通り。(1)地域のコミュニティを生かした防災都市づくり▼学校単位による避難所運営協議会を設立▼防災行政無線のデジタル化▼8月から新塚越分署での業務スタート、消防署指揮車の更新(2)時代の変化に対応した教育の充実▼学校ICT環境整備の加速化、23年度まで児童生徒一人一台のパソコンを整備▼外国語指導助手ALTを一校一人体制▼学校体育館へエアコン整備。

 3大プロジェクト(超高齢社会に対応したまちづくり、蕨の玄関口にふさわしい蕨駅西口再開発、市民サービスと災害対応の拠点となる市庁舎の建て替え)を推進し、魅力的で住み良い蕨の未来を創造していく。

 この他に、予算概要と6つの基本目標と推進プラン?に沿った主な施策、60周年記念事業、新型コロナウイルス対策などについて報告しました。