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新年度消防費歳出予算(案)など議論ー消防委員会報告(市議会議員 武下涼)

2月19日、蕨市消防委員会が開催され、2020年度の消防費歳出予算案の概要、昨年度中の火災状況および救急出動・搬送人員、春の火災予防運動等を議題とし、議論しました。報告があった主な内容は以下の通りです。

 【新年度予算案】消防費の一般会計歳出合計に占める割合は、5・00%と19年度と比較して0.65%増。この間の消防費の増加は、今年7月完成予定の消防署塚越分署の建替え事業によるもの。また、消防・救急活動費として多言語に対応するため119番通報に三者同時通訳を導入。消防団員活動費としてチェーンソー使用時に着用する防護衣チェーンソーチャップスなど新たに購入。指揮車整備事業として指揮車の買い換えなどを計上した。

 昨年の火災件数は前年比プラス8件の15件。建物の半焼、部分焼・ぼや、車両が増。死者1名。火災原因はたばこの不始末、コンロ、放火・放火の疑い等が増。
昨年の救急出動は4098件(前年比マイナス19件)、搬送人員3518件(前年比プラス99件)となっており、緊急出動の減少と搬送人員の増加の関係について、「適正利用が進んでいる傾向」と認識する。

 【春の火災予防運動】期間は3月1日〜7日、標語「ひとつずつ いいね」のもと、住宅防火対策の推進など6つの重点目標を取り組み、3月2日(月)16時から蕨駅前でPR活動を行うことなど9つの実施内容が行う。