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地域で安心して受けられる医療をー2019年度上半期 黒字示される(病院審議会委員(市議)宮下 奈美)

 蕨市立病院運営審議会が2月12日に行われました。議題は、2019年度上半期中間決算概要について、経営改革プランの取り組み状況についてです。

 病院開設者である頼高英雄市長はあいさつで、「今年度、将来構想を作成し、庁内の検討委員会も昨年5月に立ち上げ、コンサルタントも入れて意見を聞きながら進めている。地域の中核病院として市民に愛される病院にするために改革の努力をしているところ」と述べました。続けて、昨年9月に厚労省のワーキンググループから再編・統合の検討が必要な施設に蕨市立病院の名前があがったことに対して「突然の発表で地域を支えている病院としては残念」としました。今後は、「引き続き急性期を担っていくとともに、回復期についても不足が見込まれるため地域医療構想協議会の動向に注視し、地域での役割がはっきりした上で考えていく」と意向を示しました。

 今審議会では、2019年度上半期決算の収支が約2100万円で、前年度比8100万円の増となったことや、蕨市立病院が地域医療連携等、市民が地域で安心して受けられる医療に努めていることが示されました。