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【3月市議会】介護保険特別会計予算について質疑(市議会議員 武下涼)

 新年度の介護保険特別会計予算について3日、質疑しました。

 すべての地方自治体は、「介護保険事業計画」の策定が義務付けられており、国・厚生労働省から第8期介護保険事業計画の作成にむけたスケジュールが示され、これからの介護保険のあり方にこの事業計画が大きく影響してきます。また、介護現場を取り巻く状況は、過去最大の介護報酬のマイナス改定が行われた2015年以降、介護事業者の倒産が高止まりしており、また介護職員の人員不足とともに厳しい労働環境など、国の動向を注視しなければなりません。

 このような状況のもと、2020年度は、蕨市においても18年度策定の「第7期蕨市高齢者福祉計画・介護保険事業計画」(事業計画期間は3年間)が最終年度となり、国の動きに合わせて、第8期(21年度〜23年度)の事業計画の策定に向けた準備が始まってます。新年度の予算案の特徴、事業計画の到達状況、新年度事業、昨年度から始まった定期巡回・随時対応型事業など12点について質疑しました。

 新年度では、塚越地区における第三地域包括支援センターの開設にあたり、開設準備経費を補助する予算が計上されました。