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【6月市議会・閉会】暮らし営業を守る新型コロナ対策が焦点ー蕨市議会6月定例会が閉会

2020年蕨市議会第3回定例会(6月議会・会期6月1日〜19日)は、約50日間に及ぶ新型コロナウイルス感染拡大に関わる緊急事態宣言が解除された直後に開催。そのため、感染防止策や休校や外出・営業などの自粛による影響、今後に必要な対策などが様々な角度から議論された議会となりました。

切実な現状に寄り添い、対策を求める党市議団の一般質問

6月15〜17日に行われた一般質問で日本共産党市議団は4人全員が質問。それぞれが分担し、○休業などにより所得が大幅に減っている業者の不安○外出や対面の自粛で一人くらし高齢者の不安○利用者の自粛などで介護事業にも影響○長期にわたる休校の影響と再開した学校教育への不安まる○コロナ禍の下で指摘されるDVや児童虐待の危険性○保育園経営への影響の心配など、これまでに市民から相談とともに寄せられた市民の不安や深刻な実態を紹介しました。また、○生活保護などでの職員体制の充実○相談窓口での感染防止策○事業者へのさらなる支援策○児童・生徒一人ひとりの成長に配慮した教育環境○保育事業者の状況把握と支援の検討など、実態によりそった提案を行いました。
 

また、蕨市の小規模企業者応援金などの支援策について市民から歓迎の声が寄せられていることも紹介。引き続き、市民の状況に即した対応を求めました。なお、蕨市のこれまでの対応については、会派を超えて、歓迎とさらなる拡充を求める声が表明されています。
 日本共産党市議団の一般質問の紹介は、今週から順次掲載していきます。

新型コロナ対策関連の補正予算など、全ての市長提出議案を可決

 6月19日、6月議会は最終日を迎え、条例、補正予算など市長提出議案14件を全会一致で可決し閉会しました。なお、人事にかかわる議案5件は3日に同意・推薦を決定しています。