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【7月臨時市議会】新型コロナ緊急対策の財源、避難所対応等を審議
総務常任委員会・分科会 市議会議員 鈴木 智

7月20日の本会議閉会後、総務常任委員会と予算決算常任委員会の総務分科会が開催されました。

総務常任委員会では、「財産の取得について」を審議。GIGAスクール構想に基づき市内小中学校に整備されるパソコン等の端末一式について、指名競争入札で落札した富士電機ITソリューション株式会社と納入契約(金額1億69万円)を締結する内容で全員が賛成しました。

続いて開催された分科会では、新型コロナ緊急対策にかかわる補正予算のうち、歳入全般と歳出の消防費について審議し、これについても全員が賛成しました。
新型コロナ緊急対策の財源となる歳入では、国庫支出金8億3390万6千円や県支出金1023万7千円等が計上され、5月臨時会で計上した蕨市の財政調整基金からの繰入金の内1億8411万3千円を繰り戻されます。また、歳出・消防費の内容は、マスクや消毒液、口腔ケア用品、ウエットティッシュ等の避難所用備蓄品、感染症発生時に対応する避難所用テントの費用です。

審議では、避難所用テントの利用方法と避難所運営マニュアルでの規定について質疑を行い、テントは体育館での利用を想定していること、マニュアルでの規定は今後に検討すること等が示されました。さらに、体育館の利用ができなくなる大規模水害時の対応についても検討することなどを要望。加えて回覧板で市民に示された「荒川氾濫時の避難行動フロー」について各戸に配布してほしいとの市民要望があることを伝え対応を求めました。