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【9月市議会・委員会】教育まちづくり分科会報告(市議会議員 宮下奈美)

9月10日、予算決算常任委員会・教育まちづくり分科会が行われ、一般会計補正予算と2019年度歳入歳出決算認定の同分科会所管分について審査しました。

 一般会計決算では、教育費の学校管理費用において国のGIGAスクール構想に伴い一人一台のパソコン等端末の整備をするための費用を計上したことや、幼保無償化に伴う事務作業が人件費の増につながっていることなどが、全体の質疑を通して示されました。また、同じく教育費の就学援助制度に関連し、中学校の新入学学用品費の支出額とともに認定者数が大幅に増えた理由を質疑。18年度4万7400円だった支給額が1万円増額され、年度が明けて追給を受けた人数(29人)も加わっているとの理由が示されました。さらに、中学校の新入学学用品費の支給人数は昨年度比で26人増えており多くの人に必要とされています。この新入学学用品費の入学前支給は、日本共産党市議団が市民の声を紹介するなど長年にわたり要望し実現したものです。

 他に、消費税増税による文化ホールくるるの指定管理料の増額、新型コロナウイルスの影響で学校土曜塾や放課後子ども教室等が本年3月に開催されなかったことなども説明されました。

 錦町区画整理事業特別会計決算では、建物移転24戸の実施。延長672・3メートルの街路築造工事や都市計画道路蕨中央通り線(延長247・9メートル)の舗装新設工事を施工などで歳出は前年度比9・1%の増。なお、国の補正予算による補助金を受け、年度途中の補正予算で計上された建物移転のための補償金と、年度内に完了しなかった排水路整備工事などの一部事業については繰越明許が行われ、翌年20度に実施されます。