index
新型コロナでゴミが増加しているなど事など報告されるー衛生センター議会報告(市議会議員 鈴木智・武下涼)

8月31日、蕨戸田衛生センター組合議会2020年第2回定例会が行われました。議案は、補正予算1件で、全会一致で可決。武下議員は体調不良のため欠席しました。以下は、頼高英雄管理者(蕨市長)が行った管理者報告の主な内容。

◆ごみ処理基本計画の進捗状況について。19年度の結果は、総排出量で2・5%増、焼却処理量は0・9%増、一人当たり排出量は1・6%増(生活系ごみでは0・9%増)で、近年堅調に減少し続けてきた生活系ごみが増加に転じる。リサイクル率(目標35%)は前年度同率の19・6%。
 19年度は新型コロナウイルス感染拡大がごみ排出量に大きく影響。1日あたりの搬出量の前年度同期との比較では、生活系可燃ごみで、昨年4月から今年1月まで0・5%減少に対し、今年2・3月は3・2%増。粗大ごみ(2・3月)39・5%増、不燃ごみ(同)13・8%増と大幅な増加となった。資源物では紙類が減少、金属缶類、ペットボトルなどは9〜16%台の増加。学校の休校や外出自粛などの影響と考える。今後の状況を見極め、ごみ処理が滞る事のないよう運営していく。

◆基幹的設備改良工事について。焼却炉は3炉のうち今年度は2炉の工事、し尿処理施設は脱水処理施設の更新などを行うが、すべて計画通りに進捗している。

◆主な回収資源物の売り払い入札結果について。

◆再生家具の展示販売は、延期し、感染防止策を講じて8月の6日間に実施した。

◆ホタル観賞会は、感染防止策が難しいと判断し、今年度は中止とした。