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2019年度決算を認定
蕨戸田衛生センター議会

11月9日から16日の会期で蕨戸田衛生センター議会が開催されました。上程された議案は2019年度決算の認定1件。総務、業務両常任委員会で審議され、全会一致で認定されました。

なお、総務常任委員会では、事業系ごみの処分手数料改定への反応、回収資源売り払い価格の傾向、2018年度に発生した事故の再発防止策、基幹的設備改良(施設の長寿命化)工事に伴う今後の借入金と償還金の見通しなどについて、業務常任委員会では、両市における不法投棄ゴミの取り扱い、焼却灰や固化灰の埋め立て処分場の現状と今後の状況、搬入されたプラスチック類のリサイクル状況などについて質疑が交わされました。

また、9日の本会議では頼高管理者(蕨市長)が以下の点を報告しました。
?ダイオキシンの測定結果では、A号炉が0・00076ナノグラム、B号炉は0・95ナノグラム、C号炉は0・091ナノグラム(いずれも基準未満)。A号炉は基幹的設備改良工事で排ガス処理施設を最新のものにした。B号炉は今年12月、C号炉は来年の予定。
?土壌中ダイオキシンについて7か所のサンプリングはいずれも基準値以下。
?4月から9月のごみ搬入量では、新型コロナウイルス感染拡大を受けて生活様式の変化などにより生活系ごみ、紙類以外の資源ごみなどが大幅増加。今後の搬入状況を注視していく。
?回収資源物の売り払いで、ペットボトルが引き続き大幅な値下がり、金属類で値上がりの傾向にある。
?再生家具の展示販売の第2回目は感染防止対策の上で例年通り10月19日からの6日間入札を受け付け。残りは、今月24日〜27日に先着順での販売を行う。