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【12月市議会・質疑】新型コロナ緊急対策第4弾を実施する補正予算に質疑ー市議会議員やまわき紀子

検査・医療体制を充実する市立病院
検査・医療体制を充実する市立病院
11月30日の本会議で一般会計補正予算案への質疑を行いました。以下、党市議団を代表して行った質疑と答弁の概要です。

◆65歳以上の高齢者等への新型コロナウイルス検査助成金について
【山脇】国、市、自己負担の割合はどうか。検査の実施期間はいつからいつまでを想定しているか。また、検査に対応できる医療機関の選定はどうか。広報についてはどのように考えているか。
【健康福祉部長】検査費用が約3万円であることから検査希望者の5千円の自己負担、国1万円、市が残りを負担する。12月17日から来年の3月31日までを予定。複数の市内医療機関に依頼、調整をすすめている。ホームページをはじめ広報などでもお知らせする。

◆高齢者等インフルエンザ予防接種無償化の延長
【山脇】65歳以上のインフルエンザワクチン接種無償化を1月末まで延長したが、関連予算を計上をしていない理由は。無償接種期間の延長についてはどの程度の利用を想定されているか。
【部長】予算内での対応を見込んでいる。昨年度1万4千人接種実績があり、延長した今年度1月はそのうちの2%を見込んでいる。

◆行政検査協力医療機関支援補助金について
【山脇】事業内容と医療機関の選定についてはどのように進められているのか。対象となる医療機関の数やPCR検査の実績はどうか。
【部長】現在検査を行っているPCRセンターに加えて新たに医師会の会員でPCRセンターの協力を行う市内の医療機関10か所に、行政検査体制の整備を進めるための支援を行うもの(10万円補助)。PCR検査の実績は11月26日現在46件。

◆濃厚接触者以外の新型コロナウイルス検査委託料【山脇】対象者の選定方法はどうか。どのくらいの人数を想定しているか。
【部長】市内施設等において新型コロナウイルスの感染者が判明し、その感染者の集団に属する方で保健所が行う濃厚接触者の検査等に該当しない、無症状の検査希望者が対象(自己負担なし)。約50名の希望者を想定している。

◆新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業
【山脇】対象となる事業名と補助金の使い道はどうか。
部長】公立保育園、認可保育園、小規模保育園、認可外保育施設、公営・民営留守家庭児童指導室、児童館、延長保育事業、一時的保育事業、子育て支援センター、ファミサポ、病児保育、子育て包括支援センター、乳幼児家庭全戸訪問など(70事業)。マスクや消毒液等の衛生用品や非接触型体温計や空気清浄機など感染防止のための備品の購入。職員が感染症対策の徹底を図りながら事業を継続的に実施していくために必要な経費(最大100万円)となっている。
◆市内で5カ所目の新たな地域子育て支援センター事業委託料
【山脇】株式会社ほっこりーのプラスを選定した理由と事業内容や運営実績はどうか。
【部長】今年3月に「ほっ
こりーのプラスイオンタウン蕨店(写真)」が開店し、子育て相談や講座の開催、起業支援や託児など子育て世代への幅広いサービスを提供している。緊急事態宣言中にはオンラインによる子育て相談や講座を開催。市でもオンラインを活用した子育て支援を実施する必要性が高いと考え、実績のある同社に委託することにした。12月下旬より委託を開始し、オンラインと店舗の両方で親子の交流事業や子育て相談、子育て講座などを行っていく予定。

◆中学校体育館へのエアコン設置工事について
【山脇】中学校へのエアコン設置工事の時期と学校ごとの費用はどのようか。
【教育部長】21年度の夏休みを中心に、3〜4か月程度を見込む。一中が8620万円、二中が7770万円、東中5110万円。