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【12月市議会・一般質問】コロナ禍で大変な子育て家庭への支援拡大を質問ー市議会議員 やまわき紀子

山脇 「子ども家庭総合支援拠点」設置の目的や相談体制の充実につながるものか。虐待相談件数はどうか。
健康福祉部長 現在の家庭児童相談室を児童福祉課内に移し一体的な体制とし、機能強化と相談体制の充実を図る。子ども家庭支援員2名、虐待対応専門員2名、調整担当者1名を配置し、計5名体制にする。昨年度210件、今年度9月末まで128件。
山脇 市と「京都大学COI拠点研究推進機構」と「株式会社ほっこりーのプラス」との3者間での連携協定締結の目的やねらいは。
総務部長 子育て支援等に関する遠隔通信や子育てAIを活用した産後うつ予防など女性とこどもの心と体の健康サポート等の事業を推進する相談システムの構築を検討している。
山脇 待機児童ゼロをめざしての取組状況はどうか。
部長 今年度、認可保育園の開設および既設認可保育園の定員拡大、小規模保育園2園の開設を行い、待機児童が大幅に減少(4月2人)、来年4月の入園申し込み(昨年度から58人減の357人)も減少している。保育・子育てコンシェルジュによるきめ細やかな相談対応等により待機児童ゼロをめざしていきたい。

◆手話言語条例の制定を

山脇手話言語条例の制定に向けた取り組みや条例制定後の周知はどうか。
健康福祉部長 昨年度より蕨市聴覚障害者協会、蕨手話サークル、蕨市社会福祉協議会の皆さんと「手話言語条例の制定」について検討を進め、条例案をとりまとめた。パブリックコメント等の結果を踏まえ、来年3月の定例会に上程したい。条例の普及啓発のリーフレットを作成。条例の目的である、全ての市民が障がいの有無にかかわらず共生できる地域社会の実現に寄与していきたい。

◆福祉入浴券を戸田市内の浴場でも利用できるよう拡充をしてほしい。

健康福祉部長 戸田市中町「一の湯」に協力依頼を行ってきたが、本年は戸田市内の他店の廃業で利用客が増加していることから「当面、蕨市の福祉入浴券利用による混乱をさけたい」とのこと。引き続き、申し入れを行っていく。