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2021年・蕨市議会 第1回定例会は19日開会
新型コロナの影響・切実な要望など、日本共産党市議団へ

2021年の蕨市議会第1回定例会(3月議会)は19日に開会します。3月議会は、新年度予算が審議される節目の議会です。新型コロナウイルスの感染拡大が深刻な影響を及ぼしている中で、どのような施策が行われるのか、また市財政や市民生活への影響はどうか、市民要望の実現や未来を展望した市の事業がどうなるかなど注目されます。

12月議会の一般質問への答弁の中では、総務部長より「大幅減収が避けられない中、コロナ対策費用など多額の財源が必要であり例年以上に厳しい。新庁舎建設や土地開発公社経営健全化等を優先課題としながら、市長マニフェストや『コンパクトシティ蕨』将来ビジョン後期実施計画に基づく施策に取り組むとともに、将来にわたり自律した行財政運営を図る」との見解が示され、??市長からは「コロナ禍の中こそ、市民に最も身近な存在である蕨市として暮らしや営業を守る『あったか市政』の真価を発揮する時期と考える。市民の皆さんとともに、市長を先頭にこの難局を乗り越える決意」との姿勢が表明されました。

日本共産党蕨市議団では、昨年11月16日に、2021年度の蕨市予算編成に対する要望書を頼高市長に提出し、市民要望や党市議団の見解を伝えてきました。要望書は、重点要望26項目、一般要望269項目(一部重複)からなり、重点要望は「?新型コロナウイルスから市民の命とくらし・営業を守る」「?市民の願いを生かし、安全・安心のまちづくりをすすめる」「?市民の暮らしと福祉を最優先した行政をすすめる」「?安心できる子育て支援をすすめ、教育環境を充実する」「?新型コロナから地域の営業を守る。中小企業支援をすすめる」「?市民に親しまれ、信頼される市役所に」の6つのテーマで構成されています(1月10〜31日付民主わらびで全文を紹介)。

3月議会を前に、党市議団は、「新型コロナの感染拡大が続く中で、市民の命や健康、くらしや営業を守るとともに、市民の願いを市政に届けてあったか市政の発展をめざす立場で3月議会に臨みます。引き続き、地域の要望や率直なご意見など、党市議団にお寄せください」と呼び掛けています。