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【3月市議会・開会】市民のいのちとくらしを守る新年度予算などを審議
蕨市議会3月定例会が開会

2021年第1回定例市議会(3月議会)は2月19日に開会。この日は頼高市長の施政方針表明などが行われました。今議会で審議されるのは条例案10件、補正予算案8件、予算案9件、人事案3件、その他4件の市長提出議案34件です。

条例の主なものは、「蕨市手話言語条例」の制定、国民健康保険税条例の改正(2月14日付け記事参照)、第8期介護保険事業計画の実施に伴い介護保険料を変更するなどの条例改正、家庭児童相談室を児童福祉課内に移転して機能強化を図ることから児童センター内の相談室に係る規定を削除する改正、松原会館の解体に伴い、西公民館の施設の一部を廃止することから規定を削除する改正など。

一般会計補正予算は、新型コロナ対策市立病院事業会計支援金一億円計上(財政基盤強化人工透析用の陰圧ブース整備)障がい者自立支援事業の利用者増による増額、コロナ緊急対策第5弾の電子商品券支給事業の事業費2億6600万円の計上、国保会計への繰出金の実績による1582万円削減、錦町区画整理事業進捗のための繰出金1億1514万円の増額などが主な内容です。

錦町土地区画整理事業補正予算では、建物補償を19棟分から22棟分へ増額。内10棟分(2億3291万円)は新年度の実施です。
2021年度一般会計予算の詳細については別掲。

錦町土地区画整理事業予算では家屋移転22棟分7億2986万円を計上。

介護保険特別会計予算においては第8期介護保険事業計画に基づき基準保険料を月額5615円から5697円のわずかな値上げで抑えられました。

その他の議案は、市役所庁舎建て替えに伴う敷地拡張のために購入した北町2丁目区域を中央5丁目に編入するものと、新型コロナウイルスワクチン接種事業にあたり専決処分した一般会計補正予算4317万円の承認などです。

また、2月9日に行われた全議員にむけての議案説明会では、市長提出議案の説明の他に、以下の7点について報告がありました。
1.2020年度行政評価の実施結果について 
2.新庁舎実施設計の概要
3.個別施設計画(案)
4.防災行政無線のデジタル化の概要
5.蕨駅西口交番の建て替え(11月下旬の竣工予定)
6.2021年度総合防災演習を8月から11月21日へ延期することについて
7.第8期介護保険料の改定(前述)について

日本共産党蕨市議団は3月1日(月)に鈴木さとし党市議団長が代表質疑を行います。また、条例や予算についても各々の党議員が質疑を行う予定です。