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外向発売を都市競艇が運営する変更行われるー戸田競艇企業団議会報告(企業団議員(市議)やまわき紀子・宮下奈美)

2月15〜26日、2021年度第1回の戸田競艇企業団議会定例会が行われました。今議会は2020年度補正予算と2021年度予算の計2件を審議、可決しました。

 議会初日に管理者から選手1名から新型コロナの陽性者が出たため、選手や関係者135人にPCR検査を行い陰性であったとの報告がありました。

 補正予算は、レインボーホール解体工事に伴う固定資産除却費の修正。今年9月までに解体工事が完了し、その後は駐輪場として使用。

 2021年度予算は、来年度の開催収益を388億と設定。年間の場外販売も含めた開催日数は、昨年度と同様の249日(戸田126日、都市組合123日)です。今年度から外向発売所における運営の変更が行われます。本場における都市競艇組合開催日(場外発売日を含む123日)については、これまでは都市組合が開催した分も戸田が運営を行い、収益の一部と費用の差し引きで7億の収益となっていました。これを4月から都市組合開催分は都市組合が運営を行い、施設使用料の経費を利用日数に応じた負担を求めることにより9億千万円の施設使用料の収入(昨年度と比較して約2500万円の増加)。党市議団は質疑等で収益増の部分を明らかにし、本場開催分を他場の都市組合運営の外向でも発売してもらえるメリットもあるとの説明をうけました。

 予算案に対しては、業務常任委員会で、これまでも問題があると指摘してきた日本財団交付金の引き下げが行われていない点を指摘し、日本共産党として予算に反対を表明。本会議でも党議員4人が反対しました。