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【3月市議会・一般質問】ボール遊びのできる公園、相談窓口等の周知強化を(市議会議員武下涼)

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◆「ボール遊びのできる公園を」子どもの成育空間の拡充という観点からの空間確保について

武下 「この子たちにも思いっきりボール遊びをさせてあげたい」などの保護者の声を伺った。市のアンケート調査にも共通する声が寄せられている。総人口に占める「子どもの割合」は減少しており、社会の中で子どもはマイノリティになっている。全国的に公園数は増えているが、「ボール遊び禁止」など、遊びづらい状況が首都圏を中心に広がっている。都市計画のひとつである都市公園や学校校庭等の活用など、子どもたちがのびのび遊べる空間の確保の必要性についてどのように考えているのか。

都市整備部長 子ども達が自由に遊べる空間の確保が求められていることは認識している。今後、新設、リニューアルの際には、「ボール遊び」に対する要望、考えを伺いながら、検討していきたい。

教育部長 施設管理等の担保ができない等課題がある。実際に場所を設けたときに活用されるかどうか。子ども達、地域の声を聞きながら検討していきたい。

頼高市長 市内全域が市街地化されている中で課題は多い。子ども達が自由に遊べる、ボール遊びを含めた空間について、健やかな成長、子育てのしやすいまちにとって、とても大事だと思っている。市長タウンミーティングでも声を寄せていただいている。今後、錦町の区画整理の中での新たな公園計画の中で検討、リニューアルといった機会も含めて、研究、検討を進めていきたい。学校施設の活用、難しい課題はあるが、貴重な空間であることは間違いない。学校教育を最優先に考えながら、今後研究していく価値がある分野という思いを持っている。公園の整備を進めながら、ボール遊び等の問題についても考えていきたい。

武下 街に子どもの声が響くことを、あたたかい眼差しで見られるように、行政においては取り組みを強めていただきたい。

◆その他、「いのちを守るためのアウトリーチの推進を」では相談窓口等の周知を強めることを要望。