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【3月市議会・一般質問】蕨市は県に市民の負担に配慮した対応策をと意見表明(市議会議員 やまわき紀子) 

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◆蕨市は県に市民の負担に配慮した対応策をと意見表明〜国民健康保険について 

山脇 県国民健康保険運営方針(第2期)の内容は。
市民生活部長 2024年度までに赤字を解消する目標年次の設定、2025年度からの収納率格差以外の保険税水準の統一、賦課年度の法定限度額の統一を目指すことの3点が主なもの。

山脇 県の方針に市はどういった意見をあげてきたか。
部長 市町村の実態をふまえた設定とするよう、被保険者の負担に配慮した対応策をもりこむよう意見表明したが、第2期方針への反映には至らなかった。

山脇 本市の計画は、それに伴いどう変更されたか。
部長 本市の赤字削減・解消計画は2019年3月に赤字額8億円に対して約3割削減する計画書として提出していたが、第2期方針の策定をうけて2023年度までに約7割を削減目標として変更計画書を提出。

山脇 市長の見解はどうか。
市長 国保は皆保険制度の要となる大事な制度である。本来の国の負担が減らされている中で、他の保険よりも1・3〜1・7倍の保険料となっている。第2期方針は市の意見が反映されていない。市民の暮らしを守る立場から国には責任を果たすべきだと市長会などを通じて意見を挙げていく。

◆「子育てするならわらび」子育て支援推進

山脇 待機児童解消に向けてどのような対策を行うか。
健康福祉部長 保育・子育てコンシェルジュによるきめ細やかな相談対応等により待機児童の解消をはかる。
山脇 子育てAIプロジェクトの拠点場所や進捗状況は。
総務部長 昨年11月に締結した京都大学と株式会社ほっこりーのプラスとの3者間の連携協定に基づき、新年度には実証実験を行うため、福祉・児童センター内にAIとオンライン相談を活用した無人相談拠点の設置。

山脇 ラインによる子育てアプリ(写真)の利用状況はどうか。
部長 624人の登録。

山脇 ワクチン接種や健診時期、子育て情報など市の子育て情報もリンクできるよう研究してほしいと要望。

◆他に「公園の整備や樹木剪定について」質問。