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6月市議会・一般質問】コロナ以後のまちづくり生活支援・保障のアウトリーチ推進を(市議会議員 武下 涼)

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◆『さよなら私のクラマー』や「観光まちづくり」を取り入れた商工政策を
武下 コロナ禍において、コロナ後を見据えたまちのにぎわいを創出する取り組み、準備が重要と考える。注目を集めている『さよなら私のクラマー』といった蕨が舞台の地となるマンガ・アニメといった資源を活かしながら、県や県物産観光協会、JRともしっかり連携をして、まちのにぎわい創出に結びつけてほしいが市の見解はどうか。
市民生活部長 『さよなら私のクラマー』政策委員会と連携しながら町をあげてPRしている。アニメツーリズムによる町おこしにつなげていきたい。蕨市にぎわいまちづくり連合会の支援のもと、コラボレーションした商品企画の申請をするなど、蕨市の認知度を高める企画を検討しているが、政策委員会との協議、著作権料や費用対効果の点が課題となっている。観光事業は、今年度も中止となっている。コロナ禍の今だからこそ、観光協会、まち連と連携して取り組む「観光コンシェルジュ事業(仮)」を展開していきたいと考えている。
武下 前向きな答弁と理解した。蕨市にある資源を活かしてほしい。例えば、ぷらっとわらびについても、広告宣伝として活用し、「クラマー」との連携を追及してほしい。観光という観点でぷらっとわらびの活用を市としてどのように考えているか。
市民生活部長 まちづくり連合会の企画、親子で楽しむ特別企画では、南町で個展を楽しむ周遊ツアーにおいて、ぷらっとわらびへ乗車し、現地に向かうことや、コロナ禍で見送りとなったが、県物産観光協会との共同で「にぎわいまちづくりツアー」でのぷらっとわらびの活用など、あらたな活用を試みている。

◆生活保護を含む制度の周知などの工夫を
武下 支援が必要であるにもかかわらず情報など届いていない方に対し、積極的に働きかけて情報・支援を届ける観点が大切だ。生活保護では、神奈川・小田原市など「しおり」やホームページなどわかりやすいものとなっている。市においても改善を。
健康福祉部長 分かりやすい工夫に努めていきたい。