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【7月臨時議会】コロナ対策など頼高市長があいさつー7月臨時議会報告

7月26日から28日の会期で蕨市議会臨時会が開催されました。

 議会初日には頼高英雄蕨市長が市長あいさつを行い、新型コロナワクチン接種の推進への考えなど述べました。以下、その概要を紹介します。

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 静岡県熱海市で発生した土石流災害についてお悔やみとお見舞いを申し上げる。蕨市では7月6日より、市内公共施設で、義援金の募集を開始。被災地の一日も早い復旧、復興を願うとともに、引き続き、災害に強い安全安心のまちづくりに全力で取り組む。
 去る6月21日、前蕨市長で蕨市名誉市民の田中啓一さんが享年96歳でご逝去。7月16日に、蕨市市民葬を執り行った。
 新型コロナの急速な感染再拡大が進む中、7月12日から東京都に緊急事態宣言が再発出された。埼玉県でも、まん延防止等重点措置が延長され、20日からは、さいたま市、川口市に加えて、新たに蕨市を含む県内18市町も措置区域に指定された。蕨市では新型コロナ対策本部を開催し、市民へは不要不急の外出自粛、特に、緊急事態宣言が発出されている地域との往来を極力控えるようお願いすること、飲食店には営業時間の短縮を要請することなどを決定。感染対策を講じている。
 現在、ワクチン接種を進めていく最大の課題が、7月以降、国からのワクチン供給量が減少し、今後の見通しが不透明であること。国が目標に掲げる10月から11月までに、希望する全ての市民が接種を受けられるよう、引き続き、全力で取り組んでいく。
 全ての家計を応援し、地域経済の活性化を図る蕨市電子商品券「織りなすカード」が、7月1日より利用開始となり、すでに、事業所からは、新しいお客の来店につながっているなどの声も多く寄せられている。利用期間は9月末まで。
 7月6日、東京オリンピック聖火リレーが、57年ぶりに中山道蕨宿にて聖火を無事引き継ぐことができた。
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議会内の人事について

今議会での市長提出議案は、条例案1件、契約案1件の計2件(詳細については前号で既報)で、全議案とも可決されました。
また、今議会は2019年の市議選の後、4年の任期折り返しとなる議会です。常任委員会の所属変更や、議長や副議長の辞職に伴う選挙などが行われました。なお、議会基本条例上の「会派」は、日本共産党蕨市議会議員団(4人)、保守系の令政クラブ(6人)、蕨市公明党(3人)、日本維新の会・無所属連合(2人)で、他に立憲民主党(1人)、無所属の議員(2人)という構成です。

 議案採決の後、はじめに選挙により議長に保谷武議員(令政)、副議長に大石幸一議員(公明)を選出。党市議団は議長選挙で鈴木智議員、副議長選挙では山脇紀子議員に投票しましたが及びませんでした。その後、本会議、各種常任委員会などが断続的に開催され、監査委員など他の役職について決定しました。

 臨時議会で決定した日本共産党蕨市議会議員団の常任委員会・一部事務組合などの所属は次の通りです。
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総務常任委員会 
  委員   鈴木 智
環境福祉経済常任委員会
  委員長  山脇紀子 
  委員   武下 涼
教育まちづくり常任委員会
  副委員長 宮下奈美
議会運営委員会
  副委員長 鈴木 智
  委員   山脇紀子
広報広聴委員会
  副委員長 宮下奈美
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戸田競艇企業団議会
 議会運営委員会・総務常任委員会 委員 山脇紀子 
蕨戸田衛生センター
       組合議会
 議会運営委員会・総務常任委員会 委員  鈴木 智
 総務常任委員会
  委員   武下 涼
 業務常任委員会
  委員   宮下奈美
党市議団の対応と見解
 議会内の役職について、党市議団は、多数会派が独占することの無いよう民主的な話し合いの中で決定すべきと考え、対応については、これまでも他会派への申し入れなどを繰り返し行ってきました。今議会では、無所属などの一人会派も含め全会派が、議長、副議長以外の役職について協議を行うことで合意。さらに改善すべき課題は残りますが、今回の対応について、党市議団では公平に役職などを決定するうえで一定の前進があったものと評価しています。

9月議会が1日開会ー請願・陳情は23日まで

 
 
 9月定例市議会が9月1日(水)に開会します。今議会へ請願・陳情を提出される場合は8月23日(月)午後5時まで議会事務局へ提出してください。