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【12月議会・開会】市民の健康とくらし、営業を守る決意を述べる よりたか市長の市長報告

12月市議会の開会日の11月26日、頼高英雄市長は新型コロナ対策など6点について市長報告を行いました。
 そして、11月30日の本会議で追加の補正予算が提案され委員会や採決が行われました。内容はひとり親家庭等支援臨時給付金第2弾。国の経済対策として、18歳までの子ども1人あたり(年収960万円以上除く世帯)10万円相当を給付する取り組みについて、その内、先行して支給を行う現金5万円分にあわせて、市独自に、経済的に厳しい状況にある児童扶養手当受給世帯に、子ども1人あたり2万円を上乗せして支給する補正予算(第6号)です。
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頼高英雄市長の市長報告

○新型コロナウイルス感染症の市の取り組み
(1)新型コロナワクチン接種事業
 高齢者の92.0%、対象者全体82.8%に2回の接種完了。全国や埼玉県の平均よりも速いスピード。
(2)電子商品券「織りなすカード」事業
 利用総額は、1億9742万円で、利用率は全体の85.4%、決済回数は10万8144回。市内375店舗の92.3%での利用。ボランティア団体への支援は、子ども食堂などを運営する「夕方からの居場所づくり ぽっかぽか」と点字サークル「あじさい」の2団体に、合計で40件、10万2656円の寄附が寄せられた。
(3)蕨市新型コロナ緊急対策第6弾(前号の民主わらびで紹介)

○市民意識調査の結果について
 「まちへの愛着」については、「感じている」と約7割という高い結果。「永住意識」については、これからも「住みたいと思う」と約6割の方が、今後も蕨に住みたいと回答。
 次に、「子育てしやすいまちだと思う」は、子育てをしている方の実に7割を超える方が子育てしやすいまちだと感じていることが分かった。市政の重点施策に関する設問では、「重要度」では、1位が「消防・救急体制」、2位が「防犯対策」、3位が「防災対策」で、昨年と同様、安全安心に関わる分野が上位を占め、「満足度」では、1位が「消防・救急体制」、2位が「上・下水道の整備、雨水対策」、3位が「防災対策」となりました。

○蕨市多文化共生指針の策定
 多文化共生指針は、外国人住民と日本人住民が国籍や民族、文化、習慣、言語などの違いを超え、お互いを認め合い、ともに豊かに生きることができる多文化共生のまちを目指すためのガイドラインとなるもの。策定にあたり、外国人住民を含めた市民2千人を対象に意識調査や市民懇談会、庁内連絡会で検討。基本方針に「互いに認め合い 共に心豊かに暮らす 笑顔あふれるまち 蕨」を掲げ、「学びとコミュニケーションでつなぐまちづくり」「誰もが暮らしやすい環境づくり」「多様性を活かした地域づくり」「地域の活性化とグローバル化をはぐくむ人づくり」という4つの基本目標と達成するための施策などを定める。11月にパブリックコメントを行い3月末に策定予定。

その他、以下の内容を報告。
○10月10日に第75回蕨市成年式を開催
○蕨市民公園大型複合遊具のリニューアル
○「さよなら私のクラマー」と連携した取り組み