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【12月市議会・一般質問】利用しやすい市民葬を提案
市議会議員 やまわき紀子

山脇 新型コロナの影響もあり、家族葬(一日葬)や直葬(火葬式)がふえている。さらに祭壇を利用しての葬儀や、葬儀自体を行えない事情も出てきている。そういった場合でも柔軟に対応できる葬祭事業へと拡充する考えはないか。
健康福祉部長 2013年度以前は葬儀の4割。2014年以降は葬儀の2割以上が市民葬を利用。事業開始から半世紀以上が経過し、また、コロナ禍の中で、執り行われる葬儀の実態が多種多様化していることから、今後の利用状況や民間葬儀社の動向などを注視しながら、社会環境の変化に対応した制度のあり方について研究していく。

◆国による小学校35人学級化の影響と、中学校での少人数学級の実現について
山脇 改正義務教育標準法によって、2年生から6年生の定員が35人に引き下げられ、市費教員の負担が減る。中学校において少人数学級を実施するための課題はどうか
教育長 中学校では全て教科担任制となっていることから、小学校同様にきめ細かな指導ができる反面、学級増に伴う教職員の配置のほか、その学年を指導する全ての教員の授業時数が増加するため、教職員一人ひとりの負担が増加することが課題であると考える。

◆「子育てするならわらび」保育行政の推進を
山脇 12月1日時点での不承諾者数はどうか。
健康福祉部長 0歳児117名、1歳児49名、2歳児11名、3歳児が11名、4歳児が0名、5歳児が2名の合計190名。
山脇 留守家庭児童指導室の指導員不足の現状はどうか。また、学校が休業時の朝8時からの開室についてはどのような検討が進められているか

健康福祉部長 2つの指導室から指導員増員の要望があり、夏季休業時から引き続き、大学生の指導員を配置し対応。また、令和4年度中に学校休業日の開室時間の繰り上げの実施を目指している。