index
【3月市議会・質疑】2021年度補正予算質疑ー抗原検査キットをいち早くすべてのこどもたちに配布(市議会議員 やまわき紀子)

3月3日、2021年度一般会計補正予算について新型コロナ緊急対策の内容や実績にもとづく補正について14項目の質疑を行いました。 その概要を紹介します。

◆市民税個人分・法人分の税収の傾向はどうか。新型コロナの影響はどうみられるか。
総務部長 新型コロナの税収への影響は社会経済へ少なからず生じており、リーマンショック時の影響を見込んだ当初予算額よりも国をはじめとした施策によりマイナス影響は減少。

◆新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金の対象と影響人数はどうか。どの程度の減収を想定しているものか。新型コロナによる影響をどう想定されているか
部長 前年度よりも一定以上事業収入が減少した中小業者の事業用家屋と償却資産を2021年度に限り国が税額減収を国が補填するもの。固定資産では事業用家屋122件4588万円、償却資産101件1977万円。都市計画税で事業用家屋122件983万円。新型コロナの影響は、多岐にわたる業種の中小事業者に利用される結果となった。

◆新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当した事業は何か。また、実績はどうか。
部長 小・中学校、保育園、幼稚園など全ての児童・園児、エッセンシャルワーカーや学校施設などに配布した抗原検査キット9千個の購入費2112万円に対し、1850万円を、中学校の林間学校のキャンセル料387万円の全額を充当した。
山脇 日本共産党市議団が求めてきた検査体制の充実であり優れた施策である。さらなる追加購入や追加配布を検討してほしいがどうか。
健康福祉部長 今月中に利用実績を調査し、検討する。
山脇 キャンセルとなった林間学校の代替えの計画は。
教育部長 一中、東中の第一学年で計画している。

◆駅西口地区市街地再開発事業補償金の算定根拠はどうか。市負担額の最終的な見込みはどうか。
都市整備部長 従来資産の市有地3981?に対し、B棟3階部分の床面積2231?の差額2億1518万円を補償金としてもらい、再開発基金に積み増しする。市負担は16億円を見込んでいる。

◆障がい者自立支援事業については障がい児通所給付費が1憶1042万円増額となっているが、どのサービスの利用が伸びているか。
健康福祉部長 障がい害児通所給付費のうち児童発達支援は594件、放課後等デイサービス415件、保育所等訪問支援176件の増。市内にも事業所が増え利用が伸びている。

◆子育て世帯への給付事業の支給実績はどうか。
部長 2月末時点で、対象児童500人に5万円、計2500万円、その他児童818人に対し4090万円支給。一人あたり10万円の支給は5745世帯、対象児童8366人に対し8億3660万円を支給。