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衛生センター議会報告(市議会議員 鈴木智・宮下奈美・武下涼)

2月17日から3月9日の会期で蕨戸田衛生センター議会が開催されました。上程された議案は人事案1件、2021年度補正予算案、2022年度予算案の計3件。総務、業務両常任委員会で審議され、全会一致で可決されました。

 本会議初日、??管理者(蕨市長)による管理者報告が行われ、以下、説明がありました。
?組合において、新型コロナウイルスの感染による人員減少の場合でも、ごみ処理を継続するため、BCP(事業継続計画)を作成
?事業系可燃ごみは大幅減少、資源ごみは紙類減少傾向、ペットボトル・プラスチックは増加傾向、ごみ総量は減少
?基幹的設備改良工事の進捗は、更新工事の施工、性能検査を実施、他市へごみ処理の一部を委託、2022年度の更新工事をもって、4年間の工事は完了
?環境保全、業務改善を推進するISO14001の認証取得の審査では、指摘事項はなく、適正に管理されているとのこと
?分別収集など回収した資源物の売却・入札額は全体的に価格が高値で推移
?ごみ焼却灰の処理は、埋立て処分(他県へ排出)と環境配慮から一部を土木資材とする資源化なども取り組んでいること
?再生家具展示販売は、インターネットを使用した入札を実施
?2022年度の蛍鑑賞会は、飼育水槽内で害虫が発生、幼虫が200匹程度となり中止を判断。

 各委員会では、今後の新たな設備にかかわる工事の見通しや、災害への対応、他県への埋立処分の今後いっそうの環境への配慮など、質疑が行われました。