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【3月市議会・一般質問】障がい者の入所施設の整備を(市議会議員 鈴木 智)

鈴木 今年度の入所者数と待機者数はどのようか。

健康福祉部長 3月1日現在、入所者7人、待機者は知的障害のある方16人、身体障害のある方2人。
鈴木 入所施設整備に向けた検討等の状況はどうか。

健康福祉部長 障害者計画では南部圏域での広域的対応を基本に「入所施設の検討」等を掲げており、引き続き取り組む。国が原則、新たな施設整備を認めない方針であること、主体となる法人、土地、資金が課題。

鈴木 入所しても待機者数が変わらないのは待機者以外にも入所を必要とする人がいるということで、必要性は高い。慣れない施設入所への不安から体調を崩し断念した方がいる。市内等近隣に施設がありショートステイや相談等で利用経験があれば入所の可能性も広がると考える。近隣市、特に戸田市との協議を具体的に進める考えはないか。

健康福祉部長 川口市を含め連絡会で情報交換等してきたが整備要望はしていない。働きかけを強めたい。

鈴木 事業者との懇談や働きかけ等も継続的に行ってほしい。大きな事業が推進されるこれからの時期、入所施設整備に向けても具体的な検討に入るよう、強く、強く要望する。

◆地域活動へのコロナ禍の影響と対策等
鈴木 町会等の活動は本市の豊かなコミュニティを支えている。コロナ禍を経て、町会等地域活動の再開を展望するにあたり、活動の支援が必要と考えるがどうか。

市民生活部長 感染防止策等の情報提供、感染症対策の費用の補助事業等を実施。引き続き必要な支援を行う。

鈴木 コロナ禍の影響で行事等で楽しさ・やりがいを実感して活動参加が広がることが難しくなった。広報等で魅力を発信する等、後押しする支援はできないか。

市民生活部長 コロナ禍が落ち着き、活動再開の動きに合わせ、機運醸成を図る広報手段を町会、関係部署で検討したい。町会長連絡協議会と連携し、円滑な運営への支援を行いたい。

◆他に、生活保護にかかわり、物価高騰の影響へきめ細かな対応、ケースワーカーの増員を中心とする体制強化等を要望しました。