index
衛生センター組合議会報告(市議会議員 鈴木智・宮下奈美・武下涼)

5月6日の会期で蕨戸田衛生センター議会が開催され、条例案3件を審議し、全会一致で可決。
 
議案は(1)職員の育児休業等に関する条例の一部改正をする条例、(2)蕨戸田衛生センター組合議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例、(3)職員の給与に関する条例の一部を改正する条例が上程され、2・3の内容は国・両市の改定等を反映し、現行内容を引き下げる内容です。

 本会議には、よりたか管理者(蕨市長)から前定例会後からの主な報告が行われました。
 
まず、(1)2018年度の長寿命化総合計画の策定から、2019年度の粗大ごみ処理施設、2020年度のし尿処理施設の竣工に続き、4ヵ年の継続事業であるごみ焼却施設の工事が、本年度をもって竣工となり、計画策定の費用を含めた総額、46億5002万4000円を費やした足掛け6年の基幹的設備改良事業は完了となること。

(2)2021年度の余剰電力の売払いと購入電力料金の削減は、基幹的設備改良工事開始前と比較し、売電金額が3・3倍の3516万7648円、削減が515万7987円という効果が出ていること。

(3)2021年度のごみの搬入状況は、他市への処理委託分を含め減少。減少の要因は、事業系可燃ごみの依然とした減少傾向、増加に転じた生活系可燃ごみが減少になっていることなどが影響。粗大ごみ、不燃ごみなどの搬入量は大幅な減少。一方、資源ごみは高止まりの傾向。

(4)回収された主な資源の売払いは、雑紙以外は前年度比で大幅な値上がりとなり、最低で約59%、最高で約190%価格が上昇していることなどの報告がありました。